割り戦@北総 1/22
北総へ。
狙いはクロマダラタマムシなんだけど、材を割ってもクワガタ類の幼虫とヤマトタマムシの幼虫しかでない。
成虫出る気しないしなによりエノキ材が中々ない…
木の部分枯れなどで育つのだろうか、生態が知りたいものだが…難しい。
夏に来たらベーツヒラタがいそう。
途中で飽きてオサゴミ掘りを始める。
四方7mくらいの小さな河畔林だったけどマイマイが数匹出てきた。
印旛沼水系のマイマイは利根川流域のような綺麗な青色の個体もでるよう。
途中、川の脇の崖を掘りはじめ何種類かゴミムシを追加した。
オオヨツボシゴミムシ
御尊顔
トックリゴミムシ THEトックリゴミムシ。友人はヤマトトックリも出していた。
ニセマルガタゴミムシ
アオゴミムシ
崖から出すのは初めて。
オサ掘りに比べるとそう簡単に出てこないけど色々な種類のゴミムシが出てきて面白い。
ゴミ掘りの楽しさを知ったので残りの冬シーズンで何回かやりたいところ。
割り戦@房総 1/7
新年、千葉でまだ採ってないネブトクワガタを求めて、房総へ。
その前に寄り道。
キイロホソゴミムシ。東京湾と外房でしか確認されていない。
色が黒ずんでしまったが、亜硫酸〆のがいいのかな。
ネブト採集は去年トゲフタオタマムシを採った隣の市町村でやることに。まあこのあたりの山塊であればモミはあるし多分いる。
ヨツボシアトキリゴミムシ スギの樹皮下から。
ヨツボシアトキリに四種類もいるとは知らなんだ。後で同定しよ。
写真を撮るのを忘れてしまったが、一部にはモミの大木の尾根などあり、ポテンシャルはある。いつかはオオトラを…
素晴らしい赤枯れの倒木
全て割ったらネブトの幼虫が3桁くらい入っていると思う。それだけ数が多かった。
他にシロアリ、アリヅカムシ、トゲアリを確認した。
ネブトのエリトラ
このような死骸が結構入ってたり。ネブトって材の中で活動している個体もいるんじゃないかな。
成虫は出なかった。倒木の下をほじくったら繭玉が見つかるのだろうか。
マイマイカブリ。エセボウソウマイマイを採集できた。中々でかく、40後半はありそう。
こやつらはUマットに入れて半年様子見かな。
房総はごはんがおいしくてよい。
冬のガサガサ@東北 12/10~12
秋の水昆採集のリベンジ戦。
この時期ならオサ掘りもできるやろ、ってことで、キタカブリとエゾゲンモ遠征ということできりたんぽ県辺りを攻めてきた。
T掛、N原、F永で池袋に集まり、一路秋田まで
7時間あれば休憩しながら着けることがわかった。案外近いものだ。
まずは10月にナミゲン採れた沼へ。
内陸部では雪がだいぶ積もってきていたが
ポイントに到着する頃には雪がほとんどなかった。海沿いの平野部はまだ積もらないらしい。
近くの松を割ってキタカブリを出した。
よき色
里山の林といった感じで、松も混じっているのでいくつか割れば出てくる。
いわゆる山のマイマイってやつ。
ガサガサするとコオイムシ、ガムシ、キベリクロヒメゲンゴロウなど。
F永がナミゲン採っていた。初採集とのこと。
F永のナミゲン
オオミズスマシ
次に隣の市へ移動。
秋田のアキタクロナガ。一度言ってみたかったんです。
キタアオオサ。
雪降る中横手焼きそばを食べて一気に南下。
4時間くらいかかった気がする。全部雪のせいだ。
山形の池。凍ってますが割れないほどではないのが功を奏した?
皆雪が降る中ガサガサしたことがなく、最初は冗談半分で笑いながらやってたけど、開始五分でかっこいいやつが。
エゾゲンゴロウモドキ。雌のスジ、スリムなスタイル。腹面のきれいなあめ黄色。素晴らしい。
交尾栓があるので〆るか迷っている。
指の感覚がなくなり戦線離脱。
N原以外はなんとか採れたよう。
3時半までやってたF永はお疲れさま…そんなことしたら天国に行ってしまうよ僕は。
朝になると網が凍ってた。車につららできてた。雪国おそろしい。
雪国においてのクロックスって需要なさそう。
中に雪入ってくるし。
越冬中のオオルリハムシを探そうと思ったけどそんな気は一瞬で失せてしまった。
最後に河川敷でコアオマイマイを摘む
山形県中部のコアオ。うっすらと縁に緑が乗っている。
キタカブリとの境界線が気になるところ。
コクロナガ。倒木から出た。
上翅の丘孔点列が途中で途切れているのでクロナガオサとは識別可能。
午後はマークオサのいそうな山地の湿地を下見して高速乗って帰った。
エゾゲンモリベンジできていい遠征だった。
寒中ガサガサが思いのほか楽しかった。
また来年も11月あたりにやりたいですな。
12月は勘弁。
マーキーなオサムシ 11/12.13
11/12
他大の方にお誘いしていただき、東北でオサムシを掘ることに
狙いは黒いアイツ、掘りで一度空振りしてるので今度はどうなることやら…
昼前にまずゲンゴロウを狙いに行く。
僕はいつもガサガサ網を使ってやっていたけど違うあるものを使っていてとても参考になった。今度探してみよ。
網を忘れたため少し借りてやったが下手すぎて採れず。
他の方々はナミゲンやタガメを採集していた。
タガメの記録は中々なさそう。
コンビニでウスタビガを拾い、いよいよオサ掘り開始、だが割っても割ってもなにも採れない…
狙いが採れないまま日が暮れた。靴下びしょ濡れだし着替えないしでアレ。
とんかつ美味しゅうございました。
11/13
朝起きてすぐ湿地に向かう。
今度はまだ行ってない方へ
でもやっぱり材がないんだよな〜
わけわかめだなあ…つらいなあ…やっぱり絶滅したんかなあ…などと冗談で言ってたのが本当なんじゃないかと思うくらいにはメンタルがやられてきた。
適当な盛りがありダメ元で(ストレス発散のため)崩す
絶滅してませんでした。
ほえ〜こんなところにおわすったか……
これで越冬できるということね…
そして出るわ出るわ、この盛りからマークだぞこんなにいいのか?というほど出た。完全にテクノブレイクだよ。
僕は満足してしまってその後は割と適当にやってた。採れたことから生まれた仮説が正しいかをちょっと検証してたら他の方が同じように出していた。
当たっているかもしれんなあ。
とりあえずオサムシなんだなということ(当たり前)、あとは湿地依存がやはり強いなという印象。
他の方はエチゴトックリまで出していた。あかん。おらoodesを属レベルですら採ったことないのに…
木からもマーク出ました。これは他の方の出したものを撮影。
もうこの地にマーク狙いで来ることはないだろうが、今度ここみたいな似たような湿地があったら同じようなやり方を取ってみたいな。
奇形。翅が退化。
とてもかっこいいですね。アオオサなどのオサムシとは見た目が全然違う
秋のガサガサ@東北
9月.10月の三連休2回ともガサガサした。
だいたい似た内容なのでまとめて。
東北の上の方までガサりに。道中ピット仕掛けて飛ばす
ナミゲン
浅い際にいて採りやすかった。
魚に喰われないためなのかな
水昆色々。コシマ、ヒメゲン、ガムシ コガムシ コオイムシ
ガサガサ楽しいなあ・・・いろんな生き物が採れるし水生昆虫は楽しい。
かわいいコシマゲンゴロウ
シロネらしき植物はあれどオオルリハムシはいなかった。
日本海側のものは青くなるので一度見てみたかったけど、またリベンジかな。
このあとオオイチを探しに沢を攻めたが一匹も見つからず。ぐぬぬ・・・
うーん。死。こうやって分布を拡げていくんだなあ。
着替えを持ってこなかったことをこれほど後悔しなかった日はない。(この日同行者の力を借りて替えのズボンをゲットできてなんとか解決)
メススジゲンゴロウ
原始的な種類らしい。毛がうっすら生えていてかっこいいですな。
標高1000mあたりの池にわちゃわちゃいた。メススジ以外はナミゲン1匹以外ゲンゴロウが入らないという不思議な池だった。てかよくナミゲンいたな。
マルガタゲンゴロウ
里山の池から。
クロゲンゴロウ
千葉じゃあ中々いないです。同じく里山の池。
クロズマメゲンゴロウかな?初採集。
このあとも森の中のの池をめぐったけど中々採れず・・・
森の中の枯葉が積もってるようなとこにいると思うんだけど。
もうちょっとブナとか生えてるくらいのがいいのかなあ。
エゾゲンゴロウモドキが採れず失意の中帰る。
ピット回収。
セアカオサが入っていて嬉しかったのも束の間
後輩はマークオサ採っていて僕は死んだ。
後輩のマーク。はい、マークですね。つらい。
エゾゲンゴロウモドキ、オオイチ、マーク、オオルリハムシと欲をかいてたら全てヌルった。はは…
だけどナミゲンやメススジなどがいろんな池で見られたり東北の湿地環境の豊富さが分かったのは収穫。
房総の虎探し 8/26
千葉のオオトラが欲しかったけど、まあ採れないよね。ヒルにはたくさんやられた。
ヤニがまずほとんどないし日当たりのいいモミもそうない。
オオトラの時期ではなかったかね。
千葉なんかだとオオトラの発生は全国的に見ても遅い方なのかな。
採ったことがないから正解が分からなさすぎる…
有名産地ではなく、できれば住んでいる千葉で落としたいところだが。
ベーツヒラタカミキリ
早朝に発見。新規ポイント開拓できたのはポイント高い。
顎がいいっすねえ。。
千葉あたりなら8月はじめくらいが1番採れそうな気がする。今度はその時期に行ってみようと思う。
ルーミスシジミ
ここのラベルも持ってなかったので採集。
1匹1匹飛び出してくる感じ。沢に入ればもっといたかもしれないがヒルがいやすぎてやめた。
こいつもいい色してる。携帯だとこれが限界・・・
この後カワラハンミョウを採ったことないo塚のためポイントに行ったんだけど1匹もいなかった。嘘やろ…
房総の海の幸に乾杯して帰った。