野焼き採集 3/19
今年も。野焼き直後の石起こし採集ははじめて。
狙いはアリスアトキリ。
6:00に現地に着いて石起こしを開始。
チビアオゴミムシ。
この間も千葉で採った。渡良瀬では普通種らしい。
マイマイの集団越冬
渡良瀬はマイマイ多い。石起こすだけでも20くらいは確認できるし、土盛りや木を割ればなおさら。
なんかあんまりスカイブルーのような、ミヤママイマイとかでよくある色なんかは出ない気がする。
クロモンヒラナガゴミムシ
いつか千葉で見つけてみたい種。
ヘキサゴニア共通の特徴で皆平べったい。
この平べったい体でヨシの葉や茎の隙間に入るそう。
ヒメキベリアオゴミムシ
ヨシ依存が強いらしい。渡良瀬では普通種。
ケツの黄縁が特徴的。クビナガキベリも見てみたい。
オオヨツボシゴミムシ
綺麗でおっきいは正義。
オオホソクビゴミムシ
通称へっぴり虫。
フタモンクビナガゴミムシ
普通種。デザインとか形が特徴的。石起こしより材割りのが採れる。
アカガネオサムシ
渡良瀬は本種の有名産地だが、これしか見なかった。場所が違うのか、減ってきてはいるみたいだが、、
スジハサミムシモドキ
渡良瀬にたくさんいる外来種。
未同定s。ハンミョウモドキがいそうな湿地をルッキングしてたら見つかった。
ゴミダマくん。朽ち木割りから。
未同定。ヒラタゴミムシ系?
アリスは採れまてん。野焼き直後はあまり数が多くないそうなので、また4月に入ったらハンミョウモドキ採りも兼ねてリベンジしようかな。
奥多摩材採集 3/4
久々の登山。
前日に旧友と飲んで立川で寝る。
そのまま始発で奥多摩GO。
奥多摩の未踏エリアの探索と材採メイン。
麓の様子。
最初はそこそこの急登だが30分ほどで終わり、緩やかな地形に変わる。
久々の登山だからキツイかなと思ってたけどいつも登る尾根よりは辛くなかったからかサクサク行った。
緩やかな尾根。
うーん。エロい木たちが続々。。
夏にネキやあわよくばパキピドなどの下見をしたかったのだがかなりいい感じ。
タンナサワフタギ
トガリバホソコバネのホスト。
枯れ木やつい最近に折れた衰弱木を持ち帰り。
ハチなのかネキの脱出孔なのか分からん
とりあえずヘリウスハナでも出てきてくれれば、、、
これはリョウブ?アルマンきそう。
全体的にカンバやミズナラなどの立ち枯れは多い。また、ミズナラのウロもあり、オダイやパキピドも夢じゃないかも。。
ツマグロコメツキ
材を割ると出てくる。綺麗だけどこの黄色は残らなそう。。
こんな材からでした。
山頂付近でミヤマツヤハダ、ルリクワを探す。1500m帯はまだ雪が3~5cmほど残ってるようで。クワガタは幼虫しか出せず。悔しいので昔採ったミヤマツヤハダの画像でも。
ゆっくり下山して麓のケヤキ材を持ち帰り。
ケヤキ。なにか入ってるよね。
アカジマトラが樹皮下に食痕を残すと聞いていたのであわよくば期待。まあキンケトラも長野でしか採ったことないしゴマフ以外なら何が出てもいい。ちょっと古めの材もあるけど中になにか入ってるみたいだったので持ち帰る。この他にヤマブドウも持ち帰った。
材採集はほぼ初めてだった。新鮮な枯れ枝を見つけるというのは中々難しく、やりがいはある。あとは植物の知識と狙えるカミキリの生態が分かればうまくできるようになりそうではある。まあ、言うは易しなので慣れるまでに時間かかりそうだけど。笑
羽化次第随時編集していく予定。
北総散策 2/18
初夏に向けての下見と越冬虫探しで北総へ。
皆が入らなさそうな成田より東側の利根川河川敷からその周辺を見て回った。
10:00に某駅に着いて、レンタサイクルを利用して河川敷へ。
途中神社があって下見をするも良さげなスダジイは一、二本くらい。急斜面に生えていた。
河川敷へ。
思ったより河畔林が発達していないんだなあ…という印象。利根川だからって全ての場所に立派な河畔林があるわけではないらしい。河川敷自体が狭いし仕方ないのかな。
定期的に伐採しているのか、若い木が多いという印象も。立ち枯れや倒木が少なかった。
なんとか出たマイマイ
典型的な利根川の色合い。
クビナガヨツボシ
陸貝を食べるために頭が細長くなっているらしい、ちょっと嬉しい収穫。タダヨツボシが全くいなかったのが不思議。
セットで。
河川敷から一旦離れて谷津田をちらほら見ることに
しかしこの谷津田、どこ掘ったらいいか全く分からない()
まず使われている田んぼはNGだし、他の人に迷惑にならないような崖ってのを探すのが大変。
そのうえ虫が入ってるような場所でなくてはならないし、そんな都合よく見つからない…
なんとか崖からアオオサとマイマイをひねり出した。
オオサカアオはどこにいるんだろうか…笑
割り戦@北総 1/22
北総へ。
狙いはクロマダラタマムシなんだけど、材を割ってもクワガタ類の幼虫とヤマトタマムシの幼虫しかでない。
成虫出る気しないしなによりエノキ材が中々ない…
木の部分枯れなどで育つのだろうか、生態が知りたいものだが…難しい。
夏に来たらベーツヒラタがいそう。
途中で飽きてオサゴミ掘りを始める。
四方7mくらいの小さな河畔林だったけどマイマイが数匹出てきた。
印旛沼水系のマイマイは利根川流域のような綺麗な青色の個体もでるよう。
途中、川の脇の崖を掘りはじめ何種類かゴミムシを追加した。
オオヨツボシゴミムシ
御尊顔
トックリゴミムシ THEトックリゴミムシ。友人はヤマトトックリも出していた。
ニセマルガタゴミムシ
アオゴミムシ
崖から出すのは初めて。
オサ掘りに比べるとそう簡単に出てこないけど色々な種類のゴミムシが出てきて面白い。
ゴミ掘りの楽しさを知ったので残りの冬シーズンで何回かやりたいところ。