憧れの 6/25.26
necydalis gigantea、この虫を見てみたくてたまらない。この夏挑戦しようと思った次第。
6/25. オニホソコバネカミキリのホストはいくつかあるけど、今日はケヤキがよくありそうな場所を目星つけローラー作戦で行くことに。
今日で7.8ヶ所は目星つけてるしいくらギガンテアとはいえいるっしょ〜、
……………いません。
ひたすらケヤキ見上げて終わった。よさげな大木はいくつかあるのに全く現れない。葉っぱの裏にビヨーンとぶら下がったり幹を徘徊したりウロにいたりすんじゃないんですかねえ…ええ…わけわからん。
ベニバハナカミキリ
ウロ虫系カミキリ。木さえあれば都心部にもいます。たくさんいました。
ベニバハナだけつまんで終わり。ベニバハナがいるなら殺虫剤やらは撒かれていない木ってことだと思うんだけど。穿孔する場所が違うんだろうなあ。確か白枯れでそこそこ風通しがよくて、コルク材のような部分枯れや洞だと思うんだけど。
出てこないかなあ・・・
そば食べてリフレッシュしました。夜遅くまでやっている温泉で定食まで食べられる。
2日目
今日は放棄されたクワ畑を探してたけど、まあそうそうない。思ってた以上にない。どんどん切られたり建物立ったりして数もなければ、ウロのあるようなクワはもっとない。もう、養蚕をやっていないそうで、果樹園に代わったらしいとのこと。
いい雰囲気。隠居して過ごしたい。
信州の農家周辺にはよくホオノキが植わっている。フチグロヤツボシの食痕もばっちり。
クワが全くないわけではないが、ギガンテアがいそうな雰囲気ではない。
オオヒラタハナムグリ
紋様のかっこいいハナムグリ。幼虫は白蟻のいるような朽木で育つとか。メスは珍しいらしい。これはオス。クワ畑の周りの下草のちょっと上を低空飛行してた。あとそこはかとなく臭い。
ギガンテア、そう簡単にいかない虫なのだと身をもって知った。難しい。。。
かいひん!! 6/10.11
海浜に行ってきました。
同年代くらいの若者が結構いた。虫採りに来てるのは僕たちだけだった。
オオミズナギドリの死骸がたくさんあった。ひっくり返すとエンマムシやハネカクシがたくさんいた。
ライトアップ。 海ではやったことないので、面白そうだ。
アオドウガネ
スナハラゴミムシダマシ
明るいうちは全く見なかったのに夜にはわらわらと出てきた。
オオハサミムシ
夜が明けて、埋めたコップを確認しに行くと、
オオハサミムシやら。
オサムシモドキ。海岸や河川敷の砂地にいるらしい。潮が来ない一段ほど上がった海浜性植物の混じった草地にかけたらいた。多摩川なんかにもいるらしいので、今度探してみたい。
車で移動してアラメエンマコガネを探してみるがウサギの糞がほとんどカピカピだった。
家からトラップを持ってくるのがいいかもしれない。
海浜から一気に陸の方へ。
湿地性の植物がたくさん生えている場所へ。
オオヒカゲ
ちょっと早い気もしたけど、もう出てるとはね。スピードは速くないけど茂みの辺りを飛んでいるのでちょっと採りづらい。
スレ気味。どのハンノキにも叩けば出てきた。個体数は多いようだ。
他にはウラゴマダラシジミなど。ゼフィルスの中では大きく個体変異があって集めたくなる。ホストのイボタの茂みとか周りを行ったり来たりしている。
碧玉 7/24
房総で虫採り。ネットで知り合った方が幸運にも車を出してくれるというので連れて行っていただいた。ありがとうございます。
昨年から目星をつけていた場所へ。
房総半島は基本的に照葉樹林主体の植相だけど、尾根沿いや丘陵の辺りにはところどころモミが残っている。植林がなければもっと残っていたんだろうなあ。
モミを見回って探す。。。
沢沿いに入ると一気にヒルにやられる。今回初めてヒルに噛まれた。噛まれれば違和感があるけど、付いてるくらいじゃなんも分からんね。
陽が射してきてから、道沿いの立ち枯れを早く見る作戦に。
何分かしたところで、立ち枯れにまばゆい輝きが、、、
慎重に網を下に添えて落とす。
アオタマムシ。この輝きは他のタマムシにはない。小ぶりな雌だけど、そんなのはこの際関係ない。千葉で採りたかったので嬉しい。
千葉のアオタマはUMAじゃないということが分かった瞬間だった。
コンディションが悪くなりそうなので違う場所に移動。 ただあまりいい場所ではなかったし一歩踏み出したらすぐルが近寄ってくるような場所だったので退散。
場所変えて河口に行く。
開発が進む地区でよくこんな面積の河口が残ってたもんだ。
エイの死体 まだ新しいのかハエがあまり集まってなかった。
疲れたので16:00にはやめ。
福島土場巡り 6/5
社会人になってから沖縄を除くと首都圏内でしか採集してなくて、遠出したくなった。今年は季節の進みが早いからか前から狙っていたクモマツマキチョウについては目星つけていた場所が発生終わってるようだ。さてどうしようかとなって適当に福島あたりで土場巡りするのがいいという結論に。
T掛とT掛弟と22:00大宮に集合して、一路福島へ。
道中いくつか灯火を見回る。
那須地域の草地
クロナガオサムシ お食事中
カブトムシ こっちでも出てるのか。
ナガヒョウタンゴミムシっぽい。
オレンジオサあたりを期待したがいなかった。
2年前は6月下旬に見つけていたので、時期の問題かな。
那須あたりは18度と気温は高かったが山が深くなっていくにつれ気温が下がる。南会津は10度くらいだった。
こんな寒くてもミヤマクワガタは出ていた。今季初採集。大型甲虫を見るとテンション上がりますな!
工事現場の明かりは集虫力がほんと強い。あれでライトトラップしたい。。
ガは色々来てたみたいだったけど三角紙忘れて採らなかった。オオミズアオとかヒサゴスズメとか出てたので奥多摩より少し遅いくらいの季節の進み具合みたい。
そうこうしているうちに夜が明けて来たのでしばし睡眠を取ってから移動へ。
コルリのポイントに行こうとしたけど新緑の映え具合が素晴らしいというか、山が茂りすぎて、新芽なんて残ってるように見えなかったので諦めて土場巡りに切り替えた。以下、土場で会えた昆虫をば。
山地性のハナムグリ。独特な形でとてもかっこいい。ペアで採れたら飼育してもよかったな〜。
キスジトラカミキリ
ハンノアオカミキリとチャイロホソヒラタカミキリ
土場の常連。丸太の裏側に付いていた。
クロヒラタカミキリ
初採集。渋かっこいいカミキリ。北方系の虫らしく近い仲間のルリヒラタやミドリヒラタは北海道にいる。いつか採ってみたいもの。この個体は9:00頃にちょこちょこ歩いていた。昼や午後にも何回か訪れるもいなかったので、前日からの居残り組かも。
ルリヒラタムシ
福島の土場ではちょくちょく見る。
飛んでくるというより土場の材から出てくる感じ。
ホソミツギリゾウムシ
初採集。こんなデザインの虫がいるのかとただただ感動した。キクイムシの坑道で生息するらしいので、土場にキクイムシの穿孔した木があったのかな。思わぬ出会いで嬉しい。
シナカミキリ
夕方に飛来してきた。サペルディーニって夕方に活性上がる種類が多いけど、こやつもそういうタイプ。サイズがあってよいですね。
クリストフコトラカミキリ
久々に見た。そこそこ大きいトラカミキリで好きな種類。山あいの土場にはいなかった。コトラと違ってコナラクヌギの方が好きなのかも。
ブロイニングカミキリ?
初採集。オニグルミの葉を後食する。確かに河川敷近くでオニグルミはたくさんあった。
だ
他にはウスバシロチョウの黒化型やベニシジミの白化型など採集。ウスバシロチョウはピークやや過ぎているくらい。ヒメシジミはとても新鮮で綺麗だった。
久々の福島を堪能できました。
はいさい沖縄 後編 5/6.7
5/6
オキナワネキは採れる気がしなくなったので、昨日お会いした虫屋さんに教わったカミキリのポイントに行くことにした。
その前にゲンゴロウトラップを見に行くと
ヒメフチトリゲンゴロウ。かっこいいなあおまえは相変わらず。目当てのゲンゴロウが入りホクホク。
オキナワミズスマシとか採ったりして、10:00くらいに教わった某林道へ。雲ひとつない晴天だった。
イシガケチョウの幼虫
アカメガシワをルッキングすると
ミドリナカボソタマムシ。綺麗でいいね。
風で飛ばされたのか、カラスヤンマが。普段はトンボ採らないんだけどかっこよくてネットインした。
この後もクワの葉に付くオキナワモモブトコバネとか採ったりしていて楽しかった。ネキ以外のカミキリだって自分の中では採ればおニューなんだから、色んな虫が採れればそれだけで嬉しいということに今更気付いた。
2時くらいに後にして、糞虫トラップの確認へ行くと、
ヤンバルエンマコガネ
ムラサキよりさらに一回り小さい。角もちょこんと微妙に見えるようなエンマだけど模様は綺麗。ヤンバル限定の虫が採れてよかった。
さらにオキナワエンマの♂っぽいやつも採れたんだけど、車内で逃がしてしまった、、、その後も見つからず。お腹減ったんでいったんお開きにしてごはんへ。
波止場いただきやした。久しぶりの味。胃が小さくなったのか全部食えなくなってたけど、ここはパックに詰められるからいいね!
夜はビーティング。
アオカナヘビが落ちてきた。沖縄限定だし持ち帰った。
狙いのブーメも落ちた。 ハチジョウウスアヤ以来のウスアヤ。♂は思ったより小さい。ハチジョウはもっぱらタケで採るイメージだけどこっちのはススキ叩けばいるので新鮮だった。
久々に虫採りができた1日だった。
5/7
沖縄最終日、道の駅国頭に別れを告げる。ルイスツノヒョウタンクワガタを狙いに行く。どうやら沢沿いの方がよいらしいので、沢に入れそうなルートを選択して歩いていく。
良さげな木を割っていくと、、
おっ
ルイスツノでた。初採集。これはかっこいい。ツノの伸び具合が個体によって違うのがまた面白い。
割った木。黒く腐食している部分に入っていた。この木から10匹くらいでた。コロニーを作ると聞いていたけど本当みたい。
一度当てるとわらわら出てくるので楽しいですな〜( ̄▽ ̄)
幼虫はなぜか出なかったけど。
ルイスに満足した後は昨日の林道へ。
こっちでもススキを叩いて
落ちた。ブーメ。
足をちぢこめて擬死するみたい。
フタホシサビカミキリかな?
アトキリゴミムシ系っぽい。あとで調べよう。
初めて見た。
林道を適当にスウィープやルッキングしてこんな感じ。
一番下はオキナワアオハナムグリっぽい。
色々見られて楽しかった。
最後にゲンゴロウトラップの回収して終わり。オキナワネキは採れなかったけど、それ以外は色々虫採りできて楽しかった。今回は早々と諦めて狙いを変えていってよかった。だだネキの姿を一度も見られなかったのは悔しいので、次はちゃんと時期を合わせて今度こそ。ネキはまあ、次リベンジですな。来年は西表行きそうだけど。