福島土場巡り 6/5
社会人になってから沖縄を除くと首都圏内でしか採集してなくて、遠出したくなった。今年は季節の進みが早いからか前から狙っていたクモマツマキチョウについては目星つけていた場所が発生終わってるようだ。さてどうしようかとなって適当に福島あたりで土場巡りするのがいいという結論に。
T掛とT掛弟と22:00大宮に集合して、一路福島へ。
道中いくつか灯火を見回る。
那須地域の草地
クロナガオサムシ お食事中
カブトムシ こっちでも出てるのか。
ナガヒョウタンゴミムシっぽい。
オレンジオサあたりを期待したがいなかった。
2年前は6月下旬に見つけていたので、時期の問題かな。
那須あたりは18度と気温は高かったが山が深くなっていくにつれ気温が下がる。南会津は10度くらいだった。
こんな寒くてもミヤマクワガタは出ていた。今季初採集。大型甲虫を見るとテンション上がりますな!
工事現場の明かりは集虫力がほんと強い。あれでライトトラップしたい。。
ガは色々来てたみたいだったけど三角紙忘れて採らなかった。オオミズアオとかヒサゴスズメとか出てたので奥多摩より少し遅いくらいの季節の進み具合みたい。
そうこうしているうちに夜が明けて来たのでしばし睡眠を取ってから移動へ。
コルリのポイントに行こうとしたけど新緑の映え具合が素晴らしいというか、山が茂りすぎて、新芽なんて残ってるように見えなかったので諦めて土場巡りに切り替えた。以下、土場で会えた昆虫をば。
山地性のハナムグリ。独特な形でとてもかっこいい。ペアで採れたら飼育してもよかったな〜。
キスジトラカミキリ
ハンノアオカミキリとチャイロホソヒラタカミキリ
土場の常連。丸太の裏側に付いていた。
クロヒラタカミキリ
初採集。渋かっこいいカミキリ。北方系の虫らしく近い仲間のルリヒラタやミドリヒラタは北海道にいる。いつか採ってみたいもの。この個体は9:00頃にちょこちょこ歩いていた。昼や午後にも何回か訪れるもいなかったので、前日からの居残り組かも。
ルリヒラタムシ
福島の土場ではちょくちょく見る。
飛んでくるというより土場の材から出てくる感じ。
ホソミツギリゾウムシ
初採集。こんなデザインの虫がいるのかとただただ感動した。キクイムシの坑道で生息するらしいので、土場にキクイムシの穿孔した木があったのかな。思わぬ出会いで嬉しい。
シナカミキリ
夕方に飛来してきた。サペルディーニって夕方に活性上がる種類が多いけど、こやつもそういうタイプ。サイズがあってよいですね。
クリストフコトラカミキリ
久々に見た。そこそこ大きいトラカミキリで好きな種類。山あいの土場にはいなかった。コトラと違ってコナラクヌギの方が好きなのかも。
ブロイニングカミキリ?
初採集。オニグルミの葉を後食する。確かに河川敷近くでオニグルミはたくさんあった。
だ
他にはウスバシロチョウの黒化型やベニシジミの白化型など採集。ウスバシロチョウはピークやや過ぎているくらい。ヒメシジミはとても新鮮で綺麗だった。
久々の福島を堪能できました。