房総の虎探し 8/26
千葉のオオトラが欲しかったけど、まあ採れないよね。ヒルにはたくさんやられた。
ヤニがまずほとんどないし日当たりのいいモミもそうない。
オオトラの時期ではなかったかね。
千葉なんかだとオオトラの発生は全国的に見ても遅い方なのかな。
採ったことがないから正解が分からなさすぎる…
有名産地ではなく、できれば住んでいる千葉で落としたいところだが。
ベーツヒラタカミキリ
早朝に発見。新規ポイント開拓できたのはポイント高い。
顎がいいっすねえ。。
千葉あたりなら8月はじめくらいが1番採れそうな気がする。今度はその時期に行ってみようと思う。
ルーミスシジミ
ここのラベルも持ってなかったので採集。
1匹1匹飛び出してくる感じ。沢に入ればもっといたかもしれないがヒルがいやすぎてやめた。
こいつもいい色してる。携帯だとこれが限界・・・
この後カワラハンミョウを採ったことないo塚のためポイントに行ったんだけど1匹もいなかった。嘘やろ…
房総の海の幸に乾杯して帰った。
鹿児島遠征 8/13〜16
対馬遠征の後、博多から一気に南下し鹿児島まで。最初の目的は南隅のDolichoprosopus。また他にもノルティアやオニユミアシなど魅力的な虫が多いのでわくわく。
灯火とルッキングで採れるらしいので灯火焚きながら林内に入る。
道沿いにもマテバシイがかなり生えていて道沿いのマテバシイを見ているとでかいなにかが動いている…
あっさりと採れた。かなり汚い写真だがとても嬉しかったので仕方ない。
格好いいなあ〜。実際見てみるとヨコヤマとは違う。もちろんゴマダラとも。剥げたヨコヤマではなかった。
1時間くらい林内をさまよい2匹目。
初日でペアが揃った。いえい。
後は灯火見て寝てた。
ハグルマノメイガ? 東京では見られない南方種
ヤクヤモリ
なんかいつも見るヤモリより大きいと思ったら違う種類だったらしい。日本産ヤモリで1番大きくなるとか。
2日目も同じような感じで夜戦した。
マイマイカブリ
九州だからか半島だからか分からないがとにかく大きい。55mmほど。
道を歩いているわけでもなく幹にペタっとくっついている。テネラルのようでエリトラが柔らかかった。
余談だけどオオオサムシ大隅亜種なるものがいることを後で知った。コップ埋めとけばよかったなあ。笑
サシガメのレイプ
海抜100mそこらの九州の南端でミヤマがいるってのが新鮮。クワガタは他にノコ、ヒラタが飛来。
オオスミヒゲナガもそこそこいた。
他のオニユミアシやらスピニなどには全く会えなかった。時期の問題かも。
カッケェ…
夜明けて適当に叩いたりした。
シロスジドウボソカミキリ
叩いた後は北上して牧場へ。
九州はダイコクコガネが多いとよく聞くので、探してみようと思ったのです。
牧場主の方へ許可を取り、牛の群れ近くのべちゃべちゃなやつをほじくると…
いた! ダイコクコガネ。
かっこいいですねやはり。採りたかった虫なのでとても嬉しい。
他にゴホンダイコクやオオセンチ、マグソコガネの類など。
ツヤマグソはいなかった。まあ鹿児島で出せたら新産地だもんね。
それにしてもダイコク、一度は採ってみたい虫だったのでとても満足した。
関東でも採りたいなあ・・・
夏の対馬遠征 8/7〜8/12
夏期休暇遠征第一弾は対馬。
記憶がおぼろげなのでとりあえずダイジェスト形式で。
ツシマカブリモドキ
対馬といったらこれみたいな虫。いるところにはいるみたいで5個仕掛けたコップ×4日で10〜15くらい採れた。
カブリモドキ以上に多いのがツシマオサ。
最初は嬉しいんだけどね。
こんな感じで複数入ります。
ツシマヒラタ
関東のヒラタじゃこんな顎長いやつはいないですね、素晴らしい。
オオアオカミキリ
本州のに比べ青みが強く、オキナワミドリみたいな色してる。オキナワミドリ採ったことないけど。
左が対馬 右が山梨産。
色の質が違う。
ツシマフトギス
対馬特産。林縁の脇の草むらに結構いた。しぶいキリギリス
ネブトクワガタ
樹液の出るスダジイから採集
モミにもくっついてた。対馬結構モミが多いのは驚き。オオトラやアオタマいないかな。
キンオニクワガタ
最初コクワかと思って持って帰ってきたやつがキンオニでした
材をもっと割っていればオスも採れたかもしれない…
ヤノトラカミキリ
雌でかいのに欠けがひどい…
特定のエノキにしかいなかったのが面白い。
ゴミムシたち
ヒトツメアオ、オオキベリ、コキベリなど。
日当たりのいい休耕田の崖周辺を歩いてた。
対馬は割と湿地が残ってる印象。ほかになにかいないかな。
トラフヒトリ
対馬特産。黄色の腹に白黒の翅がよい。擦れ個体が多かった。
ゲンカイナダシャチホコなるものをO山が採ってウカれていたが僕にはあんまりよくわからなかった…
対馬にもいるんだねえ。ってことは九州にもいるのかな。
シンジュサン
対馬のは対馬亜種らしい。数を1番見たヤママユだった。
なんかめちゃ強そうなライト。O山曰く灯火総研の10倍の光量らしい。
しかし目的のツシマセダカとツシマヘリビロトゲハムシが採れず死にたくなっていた。
この写真でも対馬特産種がほとんど載ってなくて、「それ別に対馬でなくてもよくね?」というようなラインナップにみえても仕方がない・・・対馬らしい虫がもっと見てみたかった・・・
ショボい遠征になってしまったのでまたリベンジしたいです、はい。てかヒメダイコク採れないってどういうこと…
今年行くのもありだなあ・・・
今年も 7/16~18
今年も
行ってきました。御嶽山。
前回のリベンジ。去年は27に行って遅いと言われたので今年は10日早い16〜18で行くことに。
これならたくさんいるでしょ!なんて思っていた。
15夜 池袋を出発し16朝に山へ。
いい景色だ。ショウマも満開。これは勝った。
まずはスミイロから探して行った。
だがしかし採れない。おかしい。
ホンドアオバホソハナとヤツボシハナばかり。なんもいない。。おかしい。。。
虫屋さんが近くにいたので今年の様子を聞くと、今年も発生が早かったらしい。なんだよ。今年もかよ。
さすがに今年はいるだろと思ってショウマ見回るけどいない。サハリンも探すけど見つからない。
ミドリヒメスギカミキリ
今のところこいつだけ。樹皮の間からわらわら出てきた。。
その後もミドリヒメスギとラギウムくらいしかくっついておらず。
そのままタイムアップ。
つらい。。。
灯火焚いて寝ました。同行者曰く高標高の蛾が色々きたっぽい。
2日目
きりがみねんしすがいる高原に行きました。
だだっ広い。広すぎてどこにいるか全くわからんし、加えて霧が深い。
…….…昼までやってやめました。
そば食って元気だすことだけに専念しました。
夜は御嶽山の麓で灯火。ケンモンキシタバっていうハルニレ食いのちょっといいカトカラがきたくらいでよくはなかった。
3日目
ちょうどお会いした虫屋さんとむしとり
トドマツカミキリ?かな
シナノエゾ・・・なわけもなくタダラギ
アオカミキリ。初採集。綺麗で大きい虫は正義。千葉で採りたいなあ。
木曽の美味しいイタリアン。隣の土場もアツい。
ああ、、、採りたい虫はまた採れず、2ヌルでした。オトメとスミイロがいそうな場所は分かったので収穫。サハリンは藪突っ込んでカラマツ探した方がいいかなあ。
真夏の花掬い 7/30.31
性懲りも無く、今年も行ってきた。
御嶽で知り合ったカミキリ屋さんから教えていただいた情報をもとに、まずは長野南部のポイントに行く。
道沿いにあるノリウツギ、リョウブを掬うも、曇りの20度前半ではなにもやってこない、
雨まで降ってきてどうしようもない、とりあえずハリギリを掬って
ジュウニキボシカミキリ
細かい模様の派手な色彩が特徴のサペル。めちゃかっこいいが後輩が大きいメスまで採っていて死にたくなった。
食草のハリギリ
昼からアルマン狙いで立ち枯れを見る。ナナカマド、カンバ類に付くそうだが、天気のせいか、全く見つからず。途中遭遇した虫屋さんは晴れ間が射した時に2頭採れたらしい。自分の採集力のなさを恨みますね。
ツヤハダクワガタ
立ち枯れを歩いていたツヤハダクワガタ。
分布的にミヤマツヤハダになる。
目当ての虫が見つからずやばいやばい言ってるうちに夕方に。
明日かな、、と思いながら半ば整理体操くらいの気持ちでリョウブを掬っていると、
?
!!!???
まじか。採れてしまった。クサマイ。
一番の狙いの虫のクサマイタイプがこんな形で採れるとは、人間、諦めないことが肝心ですな。
今日は下まで降りてネカフェで就寝。ここのポイント、とてもいい場所なのだがアクセスがやや不便なのがたまにキズ。道も悪い。
7/30
伊那のネカフェを出発し岐阜のポイントへ。
こちらは去年も採れた優良ポイントだ。
8:00に現地入りして咲き具合のよい標高の高い場所で行う。
フタコブルリハナカミキリ
このメスは今まで採れた中でも一番でかい。
スジボソヤマキ
ヤマキとは前翅にピンクの縁取りがあるかないかで判別できる。
パキタ 雌でかい。誰も掬ってなさそうな日陰の花にいた。
帰りに凄腕の虫屋さんとお話させていただいたけど、採集数も種数も圧倒的だった。
同じことやってるようにみえて全然違うんだろうなあ。
笹薮の斜面を突っ切ったらズボンがこんなことに。
木曽の開田高原アイスクリーム工房にて。夏の高原で食べるひんやりしたアイスは美味しかった。