真夏の花掬い 7/30.31
性懲りも無く、今年も行ってきた。
御嶽で知り合ったカミキリ屋さんから教えていただいた情報をもとに、まずは長野南部のポイントに行く。
道沿いにあるノリウツギ、リョウブを掬うも、曇りの20度前半ではなにもやってこない、
雨まで降ってきてどうしようもない、とりあえずハリギリを掬って
ジュウニキボシカミキリ
細かい模様の派手な色彩が特徴のサペル。めちゃかっこいいが後輩が大きいメスまで採っていて死にたくなった。
食草のハリギリ
昼からアルマン狙いで立ち枯れを見る。ナナカマド、カンバ類に付くそうだが、天気のせいか、全く見つからず。途中遭遇した虫屋さんは晴れ間が射した時に2頭採れたらしい。自分の採集力のなさを恨みますね。
ツヤハダクワガタ
立ち枯れを歩いていたツヤハダクワガタ。
分布的にミヤマツヤハダになる。
目当ての虫が見つからずやばいやばい言ってるうちに夕方に。
明日かな、、と思いながら半ば整理体操くらいの気持ちでリョウブを掬っていると、
?
!!!???
まじか。採れてしまった。クサマイ。
一番の狙いの虫のクサマイタイプがこんな形で採れるとは、人間、諦めないことが肝心ですな。
今日は下まで降りてネカフェで就寝。ここのポイント、とてもいい場所なのだがアクセスがやや不便なのがたまにキズ。道も悪い。
7/30
伊那のネカフェを出発し岐阜のポイントへ。
こちらは去年も採れた優良ポイントだ。
8:00に現地入りして咲き具合のよい標高の高い場所で行う。
フタコブルリハナカミキリ
このメスは今まで採れた中でも一番でかい。
スジボソヤマキ
ヤマキとは前翅にピンクの縁取りがあるかないかで判別できる。
パキタ 雌でかい。誰も掬ってなさそうな日陰の花にいた。
帰りに凄腕の虫屋さんとお話させていただいたけど、採集数も種数も圧倒的だった。
同じことやってるようにみえて全然違うんだろうなあ。
笹薮の斜面を突っ切ったらズボンがこんなことに。
木曽の開田高原アイスクリーム工房にて。夏の高原で食べるひんやりしたアイスは美味しかった。