プラティ修行2 11/18 神奈川
先週、一応目的の種は出せたものの、不完品が多く、まだイメージが掴めてない・・・
今月は、修行あるのみ。ということでまたクワガタ屋の方達に連れて行っていただいた。
今回狙うのは コルリクワガタ Platycerus acuticollis である。
神奈川~山梨の標高400mあたりのブナ帯ではないところに生息するPlatycerusだ。
2012年に月刊むしで発表され、それまで北関東から北にしかいないと考えられていたコルリクワガタの分布や生息環境に新たな知見をもたらした。
実際、生息地に行ってみるといわゆる「里山」環境である。ブナやミズナラはない。
コナラやシデ、ヤマザクラそして麓には梅林や畑があるような場所だ。
産卵する材はコルリクワガタ共通の「赤枯れではない、どちらかといえば白色腐朽の湿り気のある落ち枝や倒木」であることには変わりないらしい。早速先週教えていただいた要領で材を探す。
一時間ほど経ってようやくそれらしき材が・・・!
なんとか1雄出てきた。
これが低地コルリってやつかあ。トウカイに比べて、青い。間違いなく青みがある。
ユキグニコルリとはまた違う青さ(ユキグニはもっと濃いというか深いというか)で、なるほどこれはいい・・・・
別角度。
雌も出てきた。雌は普通のコルリの雌って感じか?
トウカイ雌とさして変わらない。
紫色のしか採れなかったが、緑系もいるのかな。
1日やって5匹ほど採集できた。ただ同行者は倍以上見つけていた。流石ですね・・・
修行あるのみ。