プラティ修行1 11/12  山梨

去年やり始めたがいつも1匹、2匹はたまたヌルという貧果で未だに勘を掴めない 

Platycerus

クワガタ屋の方と同行して採集できる機会が巡ってきて同行させてもらうことにした。

朝6時30分に登山開始。30分ほど登山して稜線にたどり着く。

ここから採集スタート。

この山にはトウカイコルリ Platycerus acuticollis takakuwai とホソツヤルリ Platycerus kawadai  が生息しているらしい。

トウカイコルリは接地面の細枝もしくは倒木。ホソツヤルリは部分枯れや中空の枝によく産卵し、翌年の秋に成虫になりそのまま越冬するそうだ。

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 やや乾燥気味の白枯れの枝。ホソツヤチャンスかこれ?と思ったが幼虫しか出ませんでした。

産卵マークがくっきり残っている材はそれだけ新鮮で、成虫がいることが少ない。

2時間ほど成虫を当てられずなかなか大変だった。いそうな枝を探すのが大変。

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朽ち木の中にゴミダマが。ツヤヒサゴゴミダマの1種か。

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水分を含んで黒っぽくなっている軟らかい枝からようやく出てきた。

トウカイコルリだ。

 

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これは雌。赤っぽいのが標準色で、緑っぽいのもいるみたいだ。

雄に比べてやや横幅が広い。

 

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オスメスセットで。

割り方が雑で肢を破損させてしまった。

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立ち枯れからホソツヤルリが出現。この山ではルリクワガタPlatycerus delicatulus Lewisがいないためか立ち枯れからよく見られた。

トウカイコルリが割と地面に接地していない枯れ枝から出てきたりしたのもそういうわけなのかな。

好んで産む材は最初に書いたものが基本みたいだが、競合種の存在や樹相の違いなどから、生息地によって入る材にえり好みがあるようだ。

そしてすべて不完品・・・雑だ・・・冬場の採集はオサ掘りくらいしかしていないため慣れるまで時間がかかりそうだ。

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 ホソツヤ雌は死骸しか出てこなかった。くう~。

経験を積むしかないですな。

 

~~~~~~~2018.4.3

この時にたまたま樹皮下から出たカミキリ幼虫を持ち帰りなんとなく菌糸カップ育てていたら

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フジコブに化けた。菌糸で育つというのは本当らしい。

セダカだったらなあ・・・いい環境なので夏とか来ても楽しそうではある。