プラティ修行3 11/25 神奈川
プラティ修行第三弾。
今度は
第一回目の記事にした山に
あの時はホソツヤ1雄しか出せなかった。
どれくらい成長してるかな。
8:00くらいに麓まで。こっからノンストップで頂上まで。
途中トレイルランの方に付いて行ったが30分ほどで挫折した。あれ人間がやることじゃないだろ…
頂上より先の尾根に取り付き、落ち枝ポキポキ作業に取り掛かる。
何回か経験を積むといる材といない材がある程度識別できるようになった気がする。
前来たときは全然わからなかったのに、今はとにかく早い。
今までの採集でひとつ分かったのは芯が残ってないと入らないということ。中までフカフカの材には成虫が入ってない。菌が回り過ぎているのか。あと、菌がびっしりみたいなやつにも入らない。
さっそくよさげな枝をぽきぽきすると・・・
トウカイの雄!
ようやく成虫を拝めた。足指くらいの太さの材でも全然入っている。3匹くらい採れた材もあった。
前胸背後縁が角張って、鞘翅もしわがある。この燻したようなシルバーグリーンはこの地域では確実にトウカイでしょう。(個人的にあごの形状の違いがいまいち分からない・・・)
飛翔。ボケてるのは堪忍。
トウカイ雌も出てきた。
2桁ほど成虫を出せたので次はホソツヤに切り替える。
ホソツヤは部分枯れ、中空の材、立ち枯れ(特にタダルリがいない場合)あたりがキーワード。トウカイコルリに比べるとこの材を探すのが中々難しい・・・
小一時間経った後、尾根部にあった腕より細い材、これをナタでスライスすると金色の輝きが。
ニヤリ。
ホソツヤ雄。
トウカイコルリに比べ、前胸背後縁が丸みを帯び、鞘翅のしわがなくかなり輝きが強い。アオタマムシみたいにツルンっと輝いている感じ。輝度だけでいうならアオタマより強い気するけど。
ホソツヤは輝きが他のPlatycerusに比べてはるかに強い。見ただけで判別できるようになるかも。ほかのPlatycerusとの混生地域においては、ホソツヤは入る材を探すのが難しいけど、いい材当たればどっと入っていたりもするって印象。この日は5匹ほどの材があった。
幼虫同士共食いはしないのかな。
いい輝きだ・・・素晴らしい。この画像だと分からないが青みの強い個体と薄緑のような個体がいる。
ホソツヤ雌。雌は雄よりさらに輝きが強かったり。
トウカイコルリとホソツヤ。体型が明らかに違いますね。
基本的にトウカイはずんぐりむっくり。色は紫系か黄緑。
ホソツヤはスマートで輝きが強め。
今回はかなりホソツヤ、トウカイともに多く個体を見つけられたので自分も成長しているんだなと感じた。もっと色々な山で探索したい。