プラティ修行5 低地再び 12/26 神奈川

 最近プラティを始めた後輩を連れてプラティ採集へ。

12月も下旬で、ブナ帯に行くと積雪があるかもってことで

先月行った標高の低いフィールドの周辺を攻めてみた。

hitoyasumi06.hatenablog.com

最初はこの前採れた場所へ。

皆に出してもらいたいので確実な場所から始めた。

標高は低いが斜面はそこそこ急な斜面が多い。

急な斜面は落ち葉も雪もあまり積もらないし落ち枝も見つかりやすい。

 

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 おっ

 

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 おおっ・・・

 

今回はある程度余裕が出てきたのか生態写真を撮ることができた。

腹が赤くなく、大あごの発達具合から雄であると分かる。

 

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 こんな材から出ました。樹種はサクラか?

一見かなり腐朽しているように見えるが芯は残っており木の部分が残っている。

キノコもなく新しくもなく、理想的な材だった。

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 産卵痕が2つ。

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ユキグニコルリに比べるとここの原名コルリは小さい。

 

 

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接写で。この青色はやはりいい・・・

胸部下端が角ばっていることからやはりコルリクワガタの仲間であることが分かる。

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雌。親指くらいの材からでてきた。条件さえあればなんにでも入るのだろう。

皆も第1ポイントで採れたみたいで、第2ポイントへ。月刊むしを読む限りここらへんもコルリクワガタがいるようだが、結構苦戦した。斜面が第1ポイントより急で人がアプローチできる環境が少ない。1ペアしか出せなかった。

登山口などだと比較的アプローチがしやすいのだが、そういう箇所がコルリの既知分布域だと限られてくる。ちゃんと下調べしないとだめですね。

まだまだ分布も広がるのではと思うので調査とかしてみるのも面白いかも・・・