最西端へ 与那国遠征 8/7〜8/12 後編

8/10~8/11

ダイジェストで。
まず、放牧地に行ってみることにした。

草原と時たまアダンと沼地みたいな環境で色々な虫が期待できそう。

たしかスジナシヒョウタンゴミムシが記録されたのもこのあたりだ。

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ヨナグニエンマ。だと思う。

牛糞ほじくってたらいた。与那国特産。黒くてツヤツヤ。

角はないのかな。コガネムシ図説見ても角なさそうだった。

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キベリハバビロガムシ?

牛糞をほじくるとよく出てきた

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エンマムシ
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わからぬマグソ。ウスイロマグソかな?

 

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 タマケシゲンゴロウかな? 牧草地のため池にて。

 

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皆だいすきウスイロシマゲンゴロウ。きみはどこにでもいる。

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 牧草地脇の湿地にて。コガタガムシ

ハンミョウはコハンミョウか?

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 ヒメガムシかな。

 

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アトボシヒラタマメゲンゴロウ

ため池にいた。本種は水深の浅い流れのよどみのようなところにいるものだと思っていたので意外。

 

林道で叩き採集へ。

 

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ヨナグニキボシ

 桑についていたと思う。黄紋が大きい、石垣のキボシに比べると内地のに全体的な模様は近い?

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タイワンゴマダラ

林道を飛翔していた。

ゴマダラ、オオシマゴマダラに比べ白紋が大きく美しい。

沖縄では元々オオシマしかいなかったそうだが現在は3種が分布し、それぞれ交雑しているらしい。

 

 ここからビーティングに切り替えていく。

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ジンガサハムシの何某

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 ツツマグソの何某か。

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ワモンサビ? 左はハヤシサビ

ワモンサビも

全国的にいる種類だが隠蔽種とかいないのかしら

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ヤエヤマアヤモンチビカミキリ

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ヨナグニゴマフ。イシガキヨナグニゴマフよりちょっと大きめ。

エリトラの模様もだいぶ違いますね

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ヨナグニウスアヤ。

ウスアヤってまあどれもススキかタケたたいてりゃ勝ちみたいなとこある。

石垣、沖縄、奄美のと何が違うか比較してみようかな

 

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 ハヤシサビかな。ヤエヤマ特産だが、数は多い。

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ススキハネナシサビ。

与那国特産種。道沿いの無差別ビーティングで落ちてきた。

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オオミドリサルハムシ 

つる性植物の叩きで。なぜかチビヒョウタンも落ちてきた。

リュウキュウテイカカズラが近くにあったのだろう。

 

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 ヨナグニアカアシカタゾウムシ

与那国特産のはずだが、近年沖縄本島にも進出しているとか。

叩けば結構な頻度で落ちてくる。

散りばめられた金粉がものすごい綺麗。

 

山に戻り、

バナトラをルッキング。

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タイワンシラホシハナムグリ

 

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イシガキシロテンハナムグリ

 

 

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オキナワコアオハナムグリ与那国亜種

与那国のコアオハナムグリは彩度が高くとても鮮やかである。

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カバイロハナムグリ

他のブログをみるとあまり多くはないようだがそこそこ見られた。

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チャイロカナブンも採集できたので大型のハナムグリ類は一通り採れたかな? 

数の多さでいうと、

タイワンシラホシ>>>カバイロ>イシガキシロテン>>>>チャイロ>コアオ

といった感じ。 バナトラと樹液しか見ていないので花なんかも真剣に掬えば違ったのかもしれない。

タイワンシラホシは優占種で、こいつがつかないバナトラはなかった。

カバイロとイシガキシロテンはまあいるといった感じ。

ただ、カバイロは固まってついていることもありえり好みするのかも。

チャイロカナブンに関しては3匹のみ。夕方見られるという飛翔もなかったことからこの時期は終わりかけなのだろう。

 

 


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 ヨナグニトゲハムシ。めちゃ採りたかったハムシ。トゲハムシはみなかっこいい。

ちなみにこのあと飛ばれてどこかいきました()

 

 

 

 

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 サキシマヒラタ

 

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 ツツキノコムシSp

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ヨナグニアオドウガネ

いわゆる普通のアオドウガネの亜種だが、緑色が濃い印象。

エサキアオドウガネの比べるとエリトラの篆刻が目立たないらしい。ちゃんと図鑑読んでないので手に入れたら確認しよう。

2日間の成果はこんな感じ。ビーティング、ライトFIT、バナトラ、ガサガサとなんでもござれな採集でとても楽しかった。

ハブがいないので気楽に虫捕りも出来た。

また、森の中での採集というよりは林縁や湿地、畑脇が多かったのでとにかく見られる種類が多かった。夏枯れでこんな感じなので6月あたりはもっと面白いんでしょうね。

次は海岸での採集もしてスジナシヒョウタンを・・・笑